僕らの時間
昼下がりの休息
いつものサボり場所に、どっかりとソファに座っている。

静かに近付き隣に座る。
反応もせずペラペラと雑誌を捲っていた。

「呼び出されてたけど何したん?」

「何もしてへん」

眉間に深く皺を寄せて雑誌から目を離すこともせずに答えてくれる。
無視されるよりはええけど。

少しくらいは、こっちを見てくれてもええやん。





< 37 / 124 >

この作品をシェア

pagetop