僕らの時間
藤原君は優しいから私が好きな事も気付いていたから酷いことが言えない事も知っていた。

ゆっくりと藤原君の体を抱き締めた。

藤原君が、今どんな顔をしてるのかはわからない。
けれど、きっとあの人の事が頭を過ってるに違いない。

でも抵抗も振り払う事もしない藤原君のジーンズのチェックを開けてそれを口に含んだ。




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