~Snow White~『一巻』
「貝、持って帰っていい?」
「いいよ、でも
俺の城においていけ。
雪湖の宝物スペースつくってやる。」
「宝物スペース?」
「そうやって思い出をいろいろ
持って帰りそうだからさ~」
「ほんと!!
だって全部初めてだから・・・・」
腰にまわされた腕の力が強くなった。
「かわいそうに・・・
そうだよな・・・雪湖のここに来てからの
毎日って家と学校の往復だもんな。
家族が海だ、キャンプだ
夏休みを過ごしてても
おまえは家の中で仕事してた・・・」
「うん。
真っ黒に日焼けしてくるの。
私は真っ白だけど・・・・。
でもいい。
こんな素敵な景色を
あなたと一緒に初めて見れたんだもん。
悲しい思い出は
神様が幸せな思い出に変えてくれる。」
「いいよ、でも
俺の城においていけ。
雪湖の宝物スペースつくってやる。」
「宝物スペース?」
「そうやって思い出をいろいろ
持って帰りそうだからさ~」
「ほんと!!
だって全部初めてだから・・・・」
腰にまわされた腕の力が強くなった。
「かわいそうに・・・
そうだよな・・・雪湖のここに来てからの
毎日って家と学校の往復だもんな。
家族が海だ、キャンプだ
夏休みを過ごしてても
おまえは家の中で仕事してた・・・」
「うん。
真っ黒に日焼けしてくるの。
私は真っ白だけど・・・・。
でもいい。
こんな素敵な景色を
あなたと一緒に初めて見れたんだもん。
悲しい思い出は
神様が幸せな思い出に変えてくれる。」