~Snow White~『一巻』
「はっきり言うよ。
困る、迷惑、そういうのは
姪っ子でも嫌だな。」


真冬の嗚咽が聞こえる。



「どんな男だってそんなに束縛されたら
息がつまるよ。」



「だって好きなんだもん。」


「よく考えろ。
おまえは勘違いしてるんだって。
いい男はたくさんいる。
もっと外に目を向けてみろ。
こんなおじさんは・・・」


沈黙が続いて


「真冬・・・いい加減にしろ。」


厳しい声がした。


「誰にも渡さないから・・・」

足音がパタパタ小さくなった。



「まいったな・・・」
智久の小さな声が聞こえた。
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