恋せよ乙女

「氷室さん、もしかして隼人とかに、嫉妬とかしちゃってたり…」

「はあ?何言ってるの。自意識過剰だよ。」


でも、全てを言い切る前に普段より若干大きめの氷室さんの声に遮られた。

あぁ、やっぱり自惚れすぎてたんだな、と思ったのも束の間、目に入ったのは真っ赤な氷室さんの耳で。


「……照れてるんですか?」

「…っ!」


思わず尋ねてしまったその問いに、氷室さんの頬までもが赤みを帯びる。

あ、何かちょっと可愛いかも。
< 124 / 396 >

この作品をシェア

pagetop