【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
「つーかさ、俺が好きでもない子抱きしめると思う?」


試合を理由に抱きしめるバカいねぇって。


「え…でもっ」


まだ伝わらない?

それとも、わざと誘ってんの…?


「そういえば、約束したよな?続きはまた今度って」


思い出させるように、アイボンの頬にキスをする。

するとすぐに真っ赤になってしまった。




「反応ないけど…忘れた?」


そう言って、今度は逆の頬にキスする。


「お、覚えてます…」


反応がかわいくて、俺の心に火が点いた。


「続きって、何のことか分かる?」


囁きながら耳にもキスを落とす。

固まったまま動かないアイボン。


人がいないのを確認して、クイッと横を向かす。
< 224 / 352 >

この作品をシェア

pagetop