‡キミ想い‡
気が付けば、もう周りは冬休みシーズンで盛り上がっていた。
そう。
明日から冬休みが始まるのだ。
まずは、勉強……頑張らなくちゃ…。
遊びたいけど、受験生の私達は、勉強を1番にやらなくてはいけない。
本当、もう早く終わってほしいょ…。
「良いお年を」
そう先生が言った瞬間、みんなは速足で教室を出て行く。
きっと早く遊びたいんだろうな…。
なんて考えながら、私もナップをしょい上げた。
そしたら……。
窓の外の向こうに、愛がいた。
最初、光が反射してよく見えなかったけど、手を振っているのを見て、私も手を振り替えした。
「…あれ…?」
愛の隣に、誰かいる…。
男子…?
よく見てみると……。
その人は、結輝に見えた。
まさかとは思って、すぐ愛の所に行ったけれど、そこに結輝の姿はなかった。
気のせいだったのかな…。
でも、もしあれが結輝なら…。
どうして愛といたんだろ?
なんでこっちを見てたんだろ?
結輝はいったい……何がしたいんだろう?
考えれば考えるほど、胸がぎゅうっと締め付けられて。
何もできない自分が嫌になってきた。