【短】キミ、幽霊ですけど!?
「もしもし!? ナオ??」
あたしはすぐに、カバンから携帯をだしナオに電話した
「あぁ、ゆり? なに??」
「り、リビングに! ナツがいるっ!!」
「ゆ、ゆり…大丈夫よ? あたしたちはずっとゆりの傍にいるから、そんなにナツのことで悩まないで…」
「うん…ごめんね。迷惑かけて………あたし、頑張るよ!!」
「全力で応援するわ」
「って……ちっがぁうっ!!」
危ない、あぶない!
ナオのペースにのみこまれるとこだった!!
「マジで、ナツがいるんだからっ!! ちょっと来てよ」
「あ〜…ごめんね。あたし今、アオイとデートだから行けない! 話はまた明日聞くから、じゃ!」
ナオはそう言って、電話を切った
ナツのほうを見る…
ナツは、ニッコリ笑って
「なに? そのいやそうな顔…せっかく、会いに来たのに〜」
と、言った