【短】キミ、幽霊ですけど!?
「今帰りですか?」
ケン君は、あたしのほうへとゆっくり歩いてくる
「そんなこと見ればわかるだろ!! つか、誰? コイツ…」
ナツはケン君を指さす
「僕も一緒に帰らせてください! そしたら、女子2、男子2でちょうど良くないですか??」
「えっと…ケン君?」
「なにがちょうどいいんじゃ~!! 女子2、男子3になるっつーの!!」
ケン君にはナツが見えないらしい
そんなケン君に、ナツは敵意むき出し…
「ナオ!? どーすれば??」
振り向いた先に、ナオはいなかった
ついでに、アオイも…。
「あ、先輩方はさっき帰られましたよ?」
「えぇ!?」
ちょっと~…
二人とも!
ひどくないですかぁ???