【短】キミ、幽霊ですけど!?
☆放課後☆
かばんに、筆箱やポーチをつめる
ナツ、ナオ、アオイは早くしてよ、と言いながらあたしを待っている
声にだして
「早くして!」
とはいってないけど、顔に書いてあった
「ごめんごめん」
「もぉ~! 遅い!!」
ナオは文句を言いながら、廊下へと足を進める
あたしたちも、ナオの後から廊下へ出る
教室にはだれも残っていなかった
「あ! ゆり先輩」
昇降口で靴を履き替えてると、後ろからそんな声がした
4人、一斉に振り向くと…
「ケンくん…。」
や、ヤバイ…
忘れてたよ、ケン君のこと