【短】キミ、幽霊ですけど!?
☆次の日の昼休み☆
「あれ? ゆりがパンなんて珍しい」
「でしょ! 気分転換に!!」
「ふぅ~ん…あたしもパンにすればよかった。 ゆりの見てたら食べたくなった!」
「一口いる?」
「まじ!? ありがと~」
平気平気
いつもの、昼休みだ
三人の机をくっつけて、弁当を広げて、3人で食べる
いつもなら、ナツも合わせて四人だけど…
どうやらナツは、幽霊になって、お腹もすかない、のども渇かないらしい
なので、ナツはあたしの隣に立って、ボーっとしている
……どこ見てるんだか?
ナオはあたしのパンを一口食べると、おいし~と言って、パンをあたしに返した
「あ、あたし…ちょっとトイレ行ってくる!」
『いってらっしゃーい』
パンを置いて、あたしは立ち上がった
廊下へ出ると、トイレへ走る!!