【短】キミ、幽霊ですけど!?
って、のは嘘
トイレの先にある、階段へ向かう
あれ?
あたし、嘘ついたのに…3人に気づかれなかった!?
やったぁ~!!
目がでっかくなるくせ、治ったんだ!!
そんなことを思いながら、階段を駆け上がる
ぎぃ~…
古くて、重くて、錆びついた扉をあける
青いそらが目に入る
「ゆり先輩!」
待ってました!
そう言って、手を振るのはケン君
「ごめんね~…遅くなって」
「大丈夫ですよ」
にっこりと笑うケン君