【短】キミ、幽霊ですけど!?
☆放課後☆
この手紙を無視するわけにはいかないので、あたしは屋上へと向かった
屋上には、同じクラスのマツ君がいた
名前は松田、というんだけど、あだなが"マツ"で、女子は"マツ君"とよんでいた
クラスの人気者で、もてる…らしい!
「マツ君? この手紙をげた箱に入れたのは…」
「うん、そうだよ」
「で、なに??」
「…俺、ゆりのことず~っと可愛いなって思ってて…」
可愛い、なんて、めったに言われないから、すごくはずかしい
「俺、ゆりのことが好きなんだ! よかったら、付き合ってください!!!!」
顔を真っ赤にするマツ君
…なんて言おう?
あたしは、今付き合う気なんてないし