アナタしか欲しくない
呆れてしまって、それで気付いた。





ミイも、タカちゃんに対してすごく身勝手だったんだなって。




好きって押しつけて

誕生日だからってイブも約束させて。




いつだってタカちゃんの気持ちを見ようともしないで、自分のことばかりだったんだね。




タカちゃんに、子供扱いされたって…仕方ない…ね。



『……ミイちゃん?え?泣いて…?何で!?』




「ごめ…なさ…っ」




ごめんねタカちゃん。




タカちゃんの気持ち、無視して自分ばっかりで…





本当にごめん、ね。





『ミイちゃん、俺なんかした?ねぇ、泣かないで……!?

うわっ!?』





ガターンっ!!と激しい音がして、カラダがビクリと震えた。






目を開けると、隣に座ってた男の人が、椅子ごと床にひっくり返っていた。





『…痛ってーな!!誰だよお前っ!何すんだよっ!!』




『黙れ。ミイを泣かせておいてただじゃ済まないから』











聞こえてきたその声に、




涙がピタリと止まった。






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