レクイエム
「ゲートは北の大地にあると聞いてます。」
「…詳しいね」
「文献で読みました。昔英雄がその地で魔族と対峙したと。」
「北…極寒の地か。あそこには船も鉄道も通っていないから徒歩で行くしかないわね」
「えぇ。」
北の大地はクーラが口にした通りの極寒の地。
やむことのない吹雪が視界を遮り、彼の地にあるのはひたすら雪、雪、雪。
銀の世界が生命を育むことを阻害している。
その為あの地に住まう人は少ない。
この場所で英雄がこのリヴェイラに侵攻した魔族を魔界に還し、ゲートを封印した事は、今はもう伝説さえも忘れ去られるほどの昔の事である。
さて、この曰く付きの地に向かうにはどうしたものか。
もちろん徒歩しか方法はないのだろうが…。
ちなみにリヴェイラにある交通手段と言えば船や馬によるものが主流である。北の大地への道のりは陸続きで途中に港もなく、船での旅は出来ない。かと言って馬を購入するにも維持費が掛かるし、危険な旅になる。いずれも現実的ではない。
「…詳しいね」
「文献で読みました。昔英雄がその地で魔族と対峙したと。」
「北…極寒の地か。あそこには船も鉄道も通っていないから徒歩で行くしかないわね」
「えぇ。」
北の大地はクーラが口にした通りの極寒の地。
やむことのない吹雪が視界を遮り、彼の地にあるのはひたすら雪、雪、雪。
銀の世界が生命を育むことを阻害している。
その為あの地に住まう人は少ない。
この場所で英雄がこのリヴェイラに侵攻した魔族を魔界に還し、ゲートを封印した事は、今はもう伝説さえも忘れ去られるほどの昔の事である。
さて、この曰く付きの地に向かうにはどうしたものか。
もちろん徒歩しか方法はないのだろうが…。
ちなみにリヴェイラにある交通手段と言えば船や馬によるものが主流である。北の大地への道のりは陸続きで途中に港もなく、船での旅は出来ない。かと言って馬を購入するにも維持費が掛かるし、危険な旅になる。いずれも現実的ではない。