真実の鏡
困り顔で、カルマはソウマに鏡を向けた。

ソウマは鏡に映った自分の姿を見て、険しい表情になった。

「えっ? なに? 鏡?」

「ハズミとマミヤは見ない方が良いですよ。この鏡は真実の姿を映すようですから」

ソウマの真面目な声に、2人は眼を見開いて、鏡から離れた。

「…そういうリアクションをとるということは、お2人は…」

「まあそういうことです。しかしカルマくん、コレをどこで?」

「元はボクの高校の創立者が、友人から送られたものだそうです。校舎を建て直す時に、『人以外のものを映す鏡』として、壁に埋め込まれていました。ところが…」

そこまで話して、カルマは深く息を吐いた。

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