【完】青春PLAYBALL!!
5回、6回、7回、8回表・・・お互い一歩も譲らない試合が続く。



8回裏。

黒須先生が俺に話しかけてきた。


「木波、まだ・・・体力は余裕か?」


「まだまだ大丈夫です。打ち取ってアウトにしてるんで、いつもよりも余裕ですよ」


俺は、額を拭っていたタオルを肩にかけながら、黒須先生を見上げて答えた。


「ふ・・・ん。そうか」


黒須先生はあごに手を当て、意味深にひとつ頷いた。


「まもり、三先の今の球数っていくつ?」


黒須先生の様子を伺っていた柚が、まもりのスコアを覗き込んだ。


「え・・・っと今100球こえたくらいかな」


「そっか、多いね。ちなみに尚哉は?」


「木波君?木波君は80球前後くらいかな」



< 385 / 408 >

この作品をシェア

pagetop