【完】青春PLAYBALL!!
シンカーを織り交ぜながら投球を続ける。


カウントはツーストライクツーボール。


こちらにとっては圧倒的に有利。

だけど三先はねばり強くカットを続けてくる。



暑い・・・・・・。



汗がダラダラと噴き出してくる。

帽子を脱ぎ、汗を腕でぬぐい取る。


和由のサインは内角低めのシンカー。

ホームランを打たれたボール。

だけど、配球的に考えてそれがベストボール。


俺は意を決して、グローブの中でボールを握り直す。



勝負するしかない!



和由のミットにめがけてシンカーを投げる。




キンッ!




痛烈な当たり。

ボールは俺の足下を抜けて、外野へと抜けようとしている。




抜ける・・・・・・!




一瞬で頭の中が真っ白になる。




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