【完】青春PLAYBALL!!
カキッ!!




オオー・・・・・・




三先の高速フォーク、そしてどんどんスピードが増すストレート。

ストライクゾーンいっぱいに、際どく狙ってくるボールを、柚はねばり強くカットし続ける。

ミートがうまい柚にしかできない粘り。




一球、そしてまた一球。



目が離せない。

柚も三先も流れる汗をユニフォームで拭きながら勝負を続ける。

俺の握られた手からも汗がしたたり落ちる。


「柚さん!ガンバっす!!!」


ハルが泣きそうな声で叫ぶ。

手を組み合わせて、必死で願っている。





カーーーーン!






「あ!!!」


「お!」


「いけー!!」



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