【完】青春PLAYBALL!!
「大丈夫だ、修平。俺たち勝つんだから」


修平がポカンとしたような表情で俺を見つめる。


「試合中に尚哉からそんな言葉出るなんて、滅多にないな」


「そうか?」


「うん」


修平は柚へ視線を戻す。

俺も柚へ視線を戻す。


「さっきの柚のダイビングキャッチ・・・あんなの見せられたら勝たない方がおかしいだろ?なんだろうな。あれ見てから俺、絶対勝てるって思いが強くなったんだ」


「ふうん」


修平は笑った。


「汐崎のプレーって人を変えるんだな」





カウントはツーストライク、スリーボール。

フルカウント。






辺りはシンと静まりかえっていた。



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