SKY
海に着くなり、隣から痛い視線(汗)


「寒いやんけ!何で海なん?頭おかしいとちゃうの?」


もう云う前にボロクソです俺(笑)


「かまわんやろ?そこに海があるから人は訪れるんや!」


「何がそこに山があるから登る!見たいな事言ってねん!あほっ」


突っ込み激しいっす・・・


「そんな事言わんと、話聞けや」


「聞く話なんかないわい!」


ほんと、屁理屈女!


気を取り直して・・・砂浜に座り、少し波音を耳に傾け精神統一な俺(笑)


「ねぇ・・・いきなりだけどいいわけしていい?」


「はぁ?なんの?」


「麗奈の誕生日のこと」


「今更聞いてもなぁ・・・まぁ、勝手にせい」


今更だけど、勘違いされてるのだけは嫌なんじゃ。


「お前の誕生日にほんまはプロポーズしようって思ってたんや。だから浮気とちゃうで」


「・・・そっか」


「沢山傷つけてごめんな」


「謝るなって(笑)あんたの傍にいて傷つかないわけないんやから」


・・・・・・けなしてる?(笑)


麗奈の誕生日の日にあった出来事をすべて話した俺。


嘘だと思われても、信じてくれても、どっちでもええ。


話さんと俺がモヤモヤしてあかん。


< 243 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop