ロンリネス

栄一さんは優しい。

栄一さんは温かい。

きっと、環境もよく育ってきたし栄一さん自体も心広く成長していったんだと思う。




「俺の家はこの団地。あと5分くらいしてつくから」




あっとゆうまにそう告げられ、私の心臓はバクバク。



栄一さんは気を使ってか、はたまた自分の聞きたいからか、音楽を流してる。

だから私の心臓の音は聞こえないと思うけど…




あー…どうしよ。
これからはその家で過ごすんだよね。


あ、そうだ。
大学生になったら…ってか高校卒業したら働こう。
そして一人暮らしをしよう。
だからそのためにもバイトしないと。


給料が良くて簡単なバイト先ないかな…!?






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