お前は俺の予約済み!!
普段、温和で爽やかなイメージの俺。



それを壊さないように今日までいたけどさ、



そんなの、もうどうでもいい。



『南、そ、そんなにキレるなよっ…。俺はただちょっと聞いたからさぁ…』



『そういうのがウゼぇんだよ』



俺が目の前でヘラヘラ苦笑いしているこいつの胸ぐらをつかむと、



『ご、ごめん…ってっ悪かったよ』



慌てて、何度も繰り返し、頭をさげた。



予想もしなかった俺の反応に驚き、



そしてかなり動揺したのか、



俺の前から逃げるようにしていなくなった。
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