お前は俺の予約済み!!
篤司は俺に理由を聞くのでもなく、



そっと俺の肩を叩き、



『おぅ!!了解!!よく分かんねぇけど、急ぐんだろ??俺に任せろ♪』



と言って、練習の輪の中へと戻っていった。



俺は篤司に感謝しながら、大急ぎで着替えると、ダッシュで駅まで走った。



息を切らし走り、取り出した携帯の画面を見る。



瑠璃からの返信がきていた。



【心配しないで…私は平気♪ 悠、大好きよ☆ずっとこれからも】



瑠璃からのメールを眺めながら、



俺はどうしようもないくらいの不安に包まれた。



明るい文章、内容なのに…どうしてだろう??



どうしても瑠璃に会わなきゃ……なぜだか強くそう思った。



会えばこんな不安なんか消えるはず。



なのに…………。
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