お前は俺の予約済み!!
食器を洗う手を止め、



振り向いて俺を見る瑠璃。



その顔があまりにも穏やかな表情で、



俺の張り詰めた緊張感や不安も少しだけ消えていった。



『…ありがとう…悠…正直に言ってくれて…。こんなこと彼女に申告する彼氏なんていないんだから…』



『本当だよな…マジ…ごめんな…瑠璃』



『違うの…もちろん嫉妬はするよ。でも…悠の気持ちが嬉しい…』



瑠璃はそう言い終わると、



俺にギュッと抱き着くようにして腕を伸ばし、顔を寄せた。
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