お前は俺の予約済み!!
『この間まで中学生だと思ってたら、こんなに大人っぽくなって……。悠が成長してくのは嬉しいけど、なんだか寂しくもなるのよね…』



触れ合う肌から伝わるのは瑠璃の体温。



そして瑠璃の気持ち。



『俺はずっと瑠璃を好きな俺のままだけど?』



『ふふっ、そうね。悠は悠のままなのに、悠がどんどん私の手の届かない所へ行ってしまいそうでいつも不安だった…』



瑠璃と付き合うようになって、



俺はさらに身長も伸びた。



そして高校では友達も沢山出来た。



中学の頃は目立つことのなかった俺の生活は、



どんどん忙しいものに変わっていった。



それを瑠璃はずっと見てきたのだから、



不安になる気持ちにもなるよな。
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