異能力者達の夕暮
あれ?なんか忘れてないか。
「あ!整備の人!」
私は思い出し大声を上げる。
「どうしよ、もう来てるかも」
私のテンションがひたすら下がり続ける状況に蒼は笑って
「逃げるか」
と言った。瞳孔のメンバーは立ち上がり「行くか」なんて言いながら悠々歩いている。
呆れた人達だ。
しかしもう私達のアジトに整備の人こと整備隊は来ていた。
私達が出てきた地下を見下ろす少女、彼女がたぶん整備隊だ。