異能力者達の夕暮

整備隊というのは帝國直属のとにかく凄い機関でまぁいろいろな事をしている。

たぶんこの少女は整備隊治安維持科混雑街担当とかそんなのだろう。

混雑街の担当だったらそれなりの実力があるのだろう。

「貴方がたが瞳孔?ずいぶん、少ないのね」

遠くでよく見えなかったがかなりの美少女だ。

声がめっちゃ綺麗。

「けけっカワユイね~、俺の女になんねぇ」

気持ち悪い。

馬鹿だと思われたらどうしてくれる。

「ごめん!この人馬鹿なの私達がみんな同じだなんて思わないで!」

私は急いで付け足す。美少女に嫌われるなんて最悪だ。

「正直どうでもいいです。リーダーはその黒いマントの人ですか」

「・・そうだよ」

千が答える。

瞳孔のメンバーでマトモに答えられるのはこいつぐらいだ。







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