かんけりっ!
な。なんだこの人の喋り方。
なんで♪とか♭とか♯とか出てくるんだ?
しかし変な喋り方さえ気にもせず、二人はどこか威圧感を放つ。
「帰れ、真乃枇杷。貴様の顔など、見たくもない」
スッとどこから出したのかシャベルを取り出してフランシア先輩は身構える。
どうやらあのシャベルは武器だったらしい。
「その通りだ真乃枇杷。ケガをしたくなかったら速やかに帰るんだ」
「……ケガ♭♪」
いやだからなんだその記号。
真乃枇杷の口角が、裂けるんじゃないかというくらいに吊り上がる。
「ハレルヤ君とフランシア君。もしかしてキミ達」
二人だけで僕に勝てると思ってるの?
瞬間、ゾクリと体に冷たいものが駆け抜けた。