世界で君だけ。



先輩は、時間を共にするにつれて


どんどん私の中で存在が大きくなっていた。



それがすごく心地よくて、先輩とずっといたいと思うようになって



でも、それがいきなり悲しみに変わって



先輩を想うのが辛くなった。




気づいてみると、


私の中の先輩の存在は思ったよりもずっとずっと大きくて、


苦しくて、



こんなに辛いんなら、

恋なんてもうしなくていいって、



そう思った。


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