夜  話  
「それでも、リョウキはお前と同じ時間を過ごせる存在で居られるならと、その席を感謝して受け入れた。
だが、これらのものをまつり讃える者は少ない。

涼姫が神としてある為の祈りの量は、なかなか容易に集まるものではなかった。
それでも涼姫はくさらず、丁寧に自分を求める者を救い、助け、神々の籍を持つものとしての勤めに専心した。」


しかし、と大神様はまた哀しそうに頭を振った。


「涼姫のその行為を。
想いを。
お前は踏み躙り続けたのだ。」
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