そして秘密の〜番外編〜
「涼」



美雪?

俺は呆然としながら、美雪を見た。

笑顔の美雪が言った。



「僚二が帰って来てくれたから、もう淋しくないよ……今まで、どうもありがとう」



ああ、そうだ。

これは『夢』だった。



美雪がそんな事を、言う筈が……無い。


< 408 / 502 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop