アタシの弟。
しかし、この計画の詳細が追放の身であるロミオにはうまく伝わらなかった。
ジュリエットが本当に死んだと思ったロミオは、ジュリエットのお墓の前で毒を飲んで息絶えた。
その直後に仮死状態から目覚めたジュリエットは、ロミオの亡骸に寄り添うように自らロミオの短剣で後を追った。
後日、2人の亡骸は発見され、両家の元へ返った。
家の宿命を背負った2人の美しくも儚い愛を知った両家は、2人の死後に和解した。
………というストーリーらしい。
シェイクスピアさんには申し訳ないんだけど…
純愛と思いきや、そうでもない?
ってのが、瑠唯から聞いた時のまず最初の印象だったんですけど。
「…まぁ“禁断の恋”だったってことじゃねぇの?」
「そんなとこよね…」
でも、2人はきっと苦しんだ。
退け合うべきの相手と、惹かれ合ったんだから…
しかも、なかなか両家は和解しない。
きっと、ロミオとジュリエットだって普通に幸せになりたかったと思う。
…せめて、天国では幸せに暮らしていてほしいなぁ………。
「その“禁断の恋”を、あたしたちで表現するわけ?」