アタシの弟。



「結城瑠唯くん。結城雅さん。
至急、職員室まできてください」



…げっ。


またお呼びだしですか………



「あれ~?
雅、なんかやらかした?」

「ほら、美咲様!
雅様、ジュリエット役に大抜擢されましたから!」

「あっ、そっか!」



…なんで納得?


そして椿ちゃん、職員室への呼び出しにジュリエットと何の関係が…


…それはさておき。


今は昼休みで、またいつものメンバーでおしゃべり中にこのお呼びだし。


…職員室って………


あたし、何も問題起こしてないよ?


もしや、瑠唯がなにか…


って、瑠唯にかぎってありえないよね。



「…お2人さん、妄想は程々にしといてくださいね。
んじゃ、ちょっと職員室行ってくる」

「誰が妄想だ~!!!」

「雅様、お気をつけていってらっしゃいませ~!」



…椿ちゃん、職員室に行くのに何を気をつけるの?


でもまぁ、一応気をつけていきますよ。



「あれ?雅じゃん」



声をかけられて、振り向いた先にいたのは陸だった。



「何さも久しぶりに会ったみたいな口調で言ってんのよ!」



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