アタシの弟。
「…瑠唯が?」
「うん」
瑠唯が陸のこと嫌ってる?
あんまりそうは思わないけど…
嫌ってるというか、関心ないみたいだもん。
「分かった。
瑠唯にも聞いてみる」
「余計なお世話してくださってそりゃどーも」
「どーいたしまして」
前で陸と別れて、職員室に入った。
「失礼しまーす」
「あ、結城さん!
奥で先生と結城くんが待ってるよ」
「分かりました」
瑠唯、もうきてんだ。
こんな時だけ早いよねー…。
「…遅れました」
「いや、結城もさっききたところだから。
…って、お前も結城か!」
自分で言って、ひとりで豪快に笑う先生…
早く話、済ませてほしいんですけど。
「先生、話ってなんですか?」
話を切り出したのは瑠唯だった。
まぁこのままずっと笑われててもラチあかないしね。
「あぁ、そうそう。
お前ら、姉弟で主役に抜擢されてなぁ…
満場一致でお前らに決まったんだよ」
「そうなんですか」