アタシの弟。
「いえ。
なんであろうと、興味を持って頂けて嬉しいです」
…嬉しいですかね?
歳なんか聞かれて………
あたしなら『失礼なガキだな』って思うけど。
「お歳は先生をご覧になってから何歳に見えるか、クイズいたしましょう」
「…クイズ?」
「ええ。
その方がお楽しみもあるかと」
「そりゃお気遣いどーも」
露骨に怪訝な顔をして言う瑠唯…
あたしは小さくつねってやった。
もう印象最悪じゃん………
「…本当にすみません………。
弟が生意気な態度ばかり…」
「大丈夫ですよ」
眞田さんが優しく笑った。
…この人、一見冷酷そうに見えるけど………
こんな優しい顔して笑うんだ。
眞田さんはゆっくり車に近づいて、ドアをあけた。
おそらく…
この車の中から出てくる人物が黒瀬秀一さんなんだろう。
「先生、どうぞ。
結城様がお待ちかねでございます」
車の中から出てきたのは………
…割と紳士な男性。
あれ…?
美少女好きの変態オヤジじゃないの?
「やぁ、はじめまして。
君たちが雅ちゃんと瑠唯くんだね?」