†声優アイドルの男子高校生†【2】
元に戻っているかどうか・・・・・・





「翔ちゃん、

くっついていていい?

 背中だけ・・・・・・」



「来いよ」





俺の言葉に、

美奈子はすぐに移動して

俺の方に寄り添った。




背中を合わせて、

俺たちは互いに

壁を見つめていた。




温かいぬくもりに、
もう・・・・・・




どちらのものか

わからない。




美奈子と俺




体温が混じり合い



目を閉じ




あけたときには・・・・・・




元に戻っている気がする






_
< 109 / 138 >

この作品をシェア

pagetop