†声優アイドルの男子高校生†【2】

「 美奈子も終わった後は、いつもぐったりするけど、

無事にやり遂げられた時ね

声優でよかったなっていつも思うの」





美奈子は、思い出すように、目を軽く閉じて言った。





答える元気もない。




確かに、
やった感はあるけど




まだ
放心状態。




とにかく



もう、なにも考えたくなかった。




そんな俺に、美奈子はまだ話を続ける。






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