LOVEファイト!
再び倉庫内に、殺気が満ちる。

う~ん。久々だなぁ。

この肌がチクチクするカンジ。

将来二つの組を背負う者として、幼い頃からしごかれてきた。

でも中学に上がる頃には、さすがに減っていた。

だからこういうシーンは、本当に久々!

血が熱くなる!

「じゃあ、決着、付けましょうか?」

わたしの言葉で、空気が固まる。

「古き校則を守るか、それとも新たな校則がはじまるのか―」

「勝つのは俺だ! 俺が全てを統べる!」

「頑張りなさいよ。でも、わたしは強いわよ?」

「くそぉお! ヤレっ!」
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