LOVEファイト!
彼の手を引いて、あちこちと回った。

もしかしたら気疲れさせてしまったのかもしれない。

「そっそんなことないよ! オレ、すっごく楽しかったし! 水族館なんて久し振りだったし」

あたふたと手と首を振る彼が、やっぱり可愛く見える。

「ねっ、じゃあこうしましょ?」

「えっ?」

わたしは足を組みなおして、膝をぽんぽんと叩いた。

「膝枕させて。それで気にしないことにするから」

「ええっ!?」

わたしの突然の申し出に、彼は眼を丸くした。

「ひっ膝枕って…」

「気にすることないわよ。周りの人でも結構やっている人いるから」
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