LOVEファイト!
将来、わたしは父の後を継ぐ―。

それはつまり、龍星会を継ぐという意味だ。

だがそれだけじゃ、収まらない。

「でもちょっと出るのが遅かったみたいね。黄龍の存在がこんなに根強かったなんて分かんなかったから、気にも止めてなかったのよね。だけど…」

わたしは正義くんと白雨を見て、ため息をついた。

「最近の出来は、あんまり良くないと見た」

「えっ! ひなさん?」

「父は将来、二つの組織を背負わせたいみたいだし、わたしもそのつもりで生きてきたけど…。部下候補のコ達がこんなんじゃな~」

「ちょっ待ってよ! オレ、ひなさんの為なら、何だってできるよ!」

「それがよろしくないと、言っているでしょうが!」

再び頬をぎゅぅっとつねる。

「あうっ」

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