LOVEファイト!
「まったく…」

パッと手を離し、わたしは周囲の不良達を見回した。

「こんなんじゃ、二つの組織をまとめる者なんてできないじゃない。わたしは融合とまではいかないけれど、二つの組織の間に立つ立場にはいかなきゃいけないんだから、もうちょっとしっかりしてよ」

「うっ…」

「ごっゴメンなさい」

青城先輩と朱李ちゃんはわたしの気迫に驚いてか、すぐに謝ってきた。

「くっくそっ…! 黄龍が女だったなんて!」

白雨がゆっくりと立ち上がる。

正義くんがすぐにわたしと白雨の間に入る。

「ひなさん、下がってて。コレは同じ四獣神としての問題だから」

「でもアイツはそうは思っていないみたいよ?」

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