冷たい風に打たれて
「風華様。おはようございます。」
「神谷。私、どの位眠っていたのかしら。」
ホテルのベッドで風華は上半身を起こした
「半日程です。」
風華が窓に目をやると既に昼どきだった
寒気が来ており、外の天気は昨日、一昨日とは打って変わって雪が吹雪いていた
「半日も眠っていたのね。私としたことが。何か用件は今日は入っていないの?」
「今日は福永大臣が風華様を休ませるようにと、どこからも要請は入らない様にしてくれました。」
「…そう。」
「こちらに食事の用意も出来ております。」
神谷が左手でテーブルを指し示す
そこには沢山の和洋折衷の料理が5人前以上用意されていた
「そんなに、食べきれないわよ。」
「これ位、食べて頂かないと…お疲れなのですから。」
「神谷は?食事は済ませたの?」
「私は後で済ませますので。」