倉庫の王様
キスしまくってから倉庫を出たサチはきっと午後の授業も何食わぬ顔でやりすごすんだろう…。



俺と今までくっついてたことなんて誰にもバレないで…。



それが無性に悔しくなった。



俺だって言いてぇよ。



俺のサチだから手を出すなって…。



なんで生徒なんかにハマったんだろう…。


後悔してるけど…もう遅い…。



「遊~和ちん」

「ぁん?」

「お世話になりましたです」

「出てくのか!!そうか!!どこに住むつもり?」

「洋子先生んち~」



それって…タブーなんだけど…。



トーヤが出てくのはありがたいけど洋子先生んちって…。



「だから交換条件。俺は洋子先生とデキてて、遊和はサッチンとデキてるから。内緒の関係だね」



本当にコイツは…。



じいちゃんが目標としてる平和な暮らしは当分できそうにもありません…。



だけどサチだけは絶対譲らない。



あれは俺のだ。



そろそろ本気で……ダメダメ…。



サチのペースでした…。



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