倉庫の王様
応接室らしき場所に入るとお茶を出された。



ここが先生の育った家…。



「先生の弟さんって…似てるの?」

「似てる。呼んで来てやろうか」

「いいよ!!緊張するし!!」

「妹もいるけど?」



妹までいるのっ!?



見たいけど怖いっ!!



先生の妹さんなんか絶対美人だから自信なくしそうだし!!



「呼ばなくても来ると思うけど。3分以内で…」


その意味を理解する前にスパーンと開いた襖にビクッとした。



あっ…黒髪の先生だ!!



「兄さん!!また断ったと聞きましたが!?」

「おい、客いんだろ」

「へっ!?あっ、これは失礼。初めまして、桔梗と申します」



キキョウ!?



先生の名前と全く接点ナシだ…。



しかも丁寧に座って挨拶されてるよ!!



「ははは、初めまして!!龍ヶ崎と言いますっ!!」

「失礼ですが…お歳は…」

「16です…」

「兄さん…。なに考えてるんですか!!あなた高校教師でしょ!?齢16なんて…」



やっぱり怒られるんだよ…。



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