なんでも屋 神…第一幕
十分くらいしかいなかった海から帰ってきて三時間後、俺の目の前にはスッカリ出来上がった一葉が一人。



「コラーそこぉ!ちゃんと聞いてるのかぁ!」




(お酒は二十歳から。)




「うるせーなぁ。聞いてるよ。」



あれからめっきり話さなくなった俺を気遣って、何を思ったのか一葉はカラオケに行くと言いだした。



…一年半も向こうにいた俺に、歌える曲などほぼ無い。



こっちに帰ってきてからも歌番組など見ていないので、流行りの歌など分からない。



俺の中で新しい曲と言えば、一葉の中では2、3年前のもの…と言う事は、その頃一葉は小学生…普段はあまり気にしていなくても、こういう所で歳の差を感じる。
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