なんでも屋 神…第一幕
席に着くなり、ノリの先制パンチ。



「身長なんてそんなに気にするもん?」



一葉の何気ない一言に、荒々しく不味いコーヒーをオーダーするノリ。



「デカい奴にチビの悲しみはわかんねーよ。」



すまんノリ…俺も分からん。大体背が高くても良い事なんて何も無かったが…。



「で?兄ぃもネタを[三谷組]にリークしたのは羽尾だと考えているのか?」



ノリはあまりのコーヒーの不味さに、目を丸くしながら首を横に振る。



「黒沢の兄貴も羽尾しかいないと思ってはいるんだろうが…義理堅いからな兄貴は。だが今回の件を知っているのは、神堂の親父と羽尾、黒沢の兄貴と瀬取りに行った俺を含む三人だけだ。自ずと羽尾しかいないと分かるだろ?羽尾はシャブで頭が働かなくなってるからネタを流したりしたんだ。」



となると、やはり羽尾と[三谷組]は組んでるのか…。
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