なんでも屋 神…第一幕
久しぶりに会う黒沢兄ぃは、黒のストライプスーツを粋に着こなし、第二ボタンまで空けた白い新のYシャツを着ていた。
「兄ぃ久しぶり。」
黒沢の兄ぃと会ったのは、少し値の張る静かなバーだった。全体的にスポットの小さな光しかなく、小さな店の中には微かにブルースが流れている。
「神、久しぶりだな。お前が帰ってきてたのは須藤ん所から流れてきた話しで知ってたが、中々会いに行く時間がとれなくてな。おい、お前等ちょっと外せ。」
樫のカウンターに座ると同時に、二人の付き人を手で払った。静かに会釈し、入り口付近のドアに並んで立つ付き人。
「兄ぃ、前置きは無しでベレッタの9000S用意できる?」
「お前が深刻そうに電話してくるからそんな事だろうとは思ったが、銀ダラや黒星だったら直ぐに渡せるがベレッタか…しかも種類まで指定されるとな。それが慣れてるのか?」
ウォッカトニックを飲む動作に合わせて頷いた。
銀ダラも黒星も同じトカレフだが、銀ダラは簡単に言えば真正拳銃の中古品。バラす前に銀メッキ加工した物。黒星はトカレフのグリップに黒の星印が有る事から、黒星、黒丸と呼ばれる。
「兄ぃ久しぶり。」
黒沢の兄ぃと会ったのは、少し値の張る静かなバーだった。全体的にスポットの小さな光しかなく、小さな店の中には微かにブルースが流れている。
「神、久しぶりだな。お前が帰ってきてたのは須藤ん所から流れてきた話しで知ってたが、中々会いに行く時間がとれなくてな。おい、お前等ちょっと外せ。」
樫のカウンターに座ると同時に、二人の付き人を手で払った。静かに会釈し、入り口付近のドアに並んで立つ付き人。
「兄ぃ、前置きは無しでベレッタの9000S用意できる?」
「お前が深刻そうに電話してくるからそんな事だろうとは思ったが、銀ダラや黒星だったら直ぐに渡せるがベレッタか…しかも種類まで指定されるとな。それが慣れてるのか?」
ウォッカトニックを飲む動作に合わせて頷いた。
銀ダラも黒星も同じトカレフだが、銀ダラは簡単に言えば真正拳銃の中古品。バラす前に銀メッキ加工した物。黒星はトカレフのグリップに黒の星印が有る事から、黒星、黒丸と呼ばれる。