なんでも屋 神…第一幕
それを聞いて安心したのか、目の前に置かれていた温くなったお茶を、カバのように一息で飲み干す山口。
「へぇ〜…そろそろ危ないって噂だった一ノ瀬さん所がねぇ?」
山口は今までとは打って変わったような目付きで、疑問符を投げかけてくる。
「えぇ、今回は生まれ変わった気持ちで、会社を立て直したいと言われましたもので…その熱意に負けまして、本来ならサービスというのは行っていないのですが…っとこれは関係の無いお話でしたね。それに皆さん私共の事を、外から来た害虫や白蟻のような、血も涙もないリストラ宣告員と誤解なさっているようですが、私共は整理屋ではございません。」
一気に喋りすぎたので、俺も温くなったお茶を一口飲んで喉を潤す。
「守秘義務が御座いますので社名を申し上げる事は出来ませんが、山口様もきっと出掛けた事がある総合商社や、コマーシャルで見た事がある建設会社等も私共のクライアントで御座いました。月々の給与が上がった、半年後のボーナスが1,5倍になった等、私共の立て直しを受けたからだと、皆様から喜ばしい反響を頂いております。」
金の話しが出てから山口の目の色が変わった。もう前置きはこのくらいでいいな。
「へぇ〜…そろそろ危ないって噂だった一ノ瀬さん所がねぇ?」
山口は今までとは打って変わったような目付きで、疑問符を投げかけてくる。
「えぇ、今回は生まれ変わった気持ちで、会社を立て直したいと言われましたもので…その熱意に負けまして、本来ならサービスというのは行っていないのですが…っとこれは関係の無いお話でしたね。それに皆さん私共の事を、外から来た害虫や白蟻のような、血も涙もないリストラ宣告員と誤解なさっているようですが、私共は整理屋ではございません。」
一気に喋りすぎたので、俺も温くなったお茶を一口飲んで喉を潤す。
「守秘義務が御座いますので社名を申し上げる事は出来ませんが、山口様もきっと出掛けた事がある総合商社や、コマーシャルで見た事がある建設会社等も私共のクライアントで御座いました。月々の給与が上がった、半年後のボーナスが1,5倍になった等、私共の立て直しを受けたからだと、皆様から喜ばしい反響を頂いております。」
金の話しが出てから山口の目の色が変わった。もう前置きはこのくらいでいいな。