ラストゲーム
「失礼ですが、アットホームさんは、知名度もさることながら悪評も高いようでこの会社に借金を背負わされ、恨んでいる人間も居るとか。
そんな会社が売り出す美人製造セットなんて、誰が、信用して買うのでしょう?」




挑戦的な奈央の瞳。




ここでアットホームの社長の頭、もとい眼が光った。



「何を根拠にそんなでたらめを」




社長の顔は、赤くなり怒りを露にしている。




「幸せカンパニーさん、今のは、この女の作り話ですよ。」




怒り心頭で弁解に走る社長。




いや、真実だろ・・・。




と2人は、冷めた目で社長を見つめたに違いないが、どちらにせよ契約は、始めからアットホームと結ぶのだ。




「勿論、そのような噂、信じておりませんよ。」




姉は、最後までアットホームを立て、契約を交わした。




美容化粧品会社アットホームと
健康食品会社不幸せカンパニーとの紙だけの契約を。
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